今回はShopify(ショッピファイ)の始め方、管理画面の内容や初期設定の流れを解説していきます。
各フェーズごとに一定のボリュームがあります。ぜひブックマークをして必要なフェーズごとに活用いただければと思います。
では早速取り掛かっていきましょう!
ストア開設(Shopifyアカウント作成)
まずはShopifyのアカウント作成をしましょう。必要な情報は下記の通りです。
- メールアドレス
- パスワード
- ストア名+ストアURL(Shopifyサブドメイン)
※Shopifyサブドメインが付くストアURLは変更できませんのでご注意ください
なお、当社のようなShopifyパートナーに依頼する場合、アカウント作成はパートナー側で実施しますので不要となります。
Shopify管理画面
アカウント作成をするとShopify管理画面にログイン出来るようになります。

完全に余談ですが、6年ほど前の管理画面がこちら。だいぶ変わりましたね。

Shopifyの管理画面は日本語対応が進みましたので、すっかり日本語で快適に利用できます。
右側の広い枠にはストアの構築状況によって自動的に最適な案内が表示されます。オープンするとアクセス数や日次売上といった指標も表示されます。
また上部にあるように、Shopify専用AI『Sidekick』も管理画面の随所に登場しますので、有効活用しましょう。
そして左側のメニューで様々な初期設定や運営をしていきます。
今後もShopify運営に必要な要素がたくさんあるので、まずはメニューの内容をざっくりと理解しましょう。
※Shopify管理画面は表記や配置が変更することが、よくありますのでご注意ください。
| 注文管理 | 注文一覧が確認できます。カート落ち(チェックアウト離脱)もここで確認できます。 |
|---|---|
| 商品管理 | 販売する商品登録、編集をはじめ、コレクション設定もできます。 |
| 顧客管理 | 注文したお客様やメールマガジンに登録しているお客様の状況などを確認できます。「セグメント」によってグルーピングもできます。 |
| マーケティング | メールマガジンの成果や「アトリビューション」という、どのチャネルから売上やアクセスに貢献しているかの分析もできます。 |
| ディスカウント | クーポンコードの発行や管理ができます。 |
| コンテンツ | メタオブジェクトや画像、ブログ記事などを管理できます。 |
| マーケット | 越境向けの海外設定や「ロールアウト」というShopifyテーマの公開予約設定ができます。 |
| 財務 | その名の通り売上関連の管理、確認ができます。 |
| ストア分析 | Shopify独自の解析ツール。ここ数年で飛躍的に機能が向上し、見れる指標や作成できるレポートが充実しています。運営が始まると頻繁に利用する機能ですね。 |
| 販売チャネル | Shopifyテーマ設定のほか、Google、Instagram、POSなど外部連携の設定ができます。また2026年には「エージェンティック」が追加され、AI連携も。 |
| オンラインストア | 主にストアのデザインやブログ、ページ作成ができます。初期設定では何度も操作する機能です。 |
| アプリ | インストールしたShopifyアプリ一覧。各アプリにアクセスして利用できます。 |
| 設定 | 配送方法、決済、法的ページなどストア全般の設定ができます。 |
それでは、いよいよShopify初期設定に入っていきます。
作業の順番は自由なので前後しても構いませんが、便宜的に順番を振ります。
Shopify初期設定の手順
- テーマ設定・カスタマイズ
- 商品登録
- コレクション作成
- ページ作成
- メニュー作成
- 基本機能設定
- ドメイン設定
- 決済設定
- テスト注文
- トラッキング設定
- リリース
1. テーマ設定
Shopifyではデザインテンプレートのことをテーマと呼びます。Shopifyテーマ=デザインテンプレートという解釈で良いでしょう。
Shopifyで利用できる専用テーマが「Shopifyテーマストア」に用意されてます。
無料と有料があり、無料テーマはShopify公式が提供。有料はサードパーティー製で、買い切り(イニシャルコストのみ)となります。
私の持論ですが、基本的には無料テーマで全く問題ないです。
特に2026年時点でHorizonやDawnといった無料テーマは豊富なセクション・ブロックを持っており、カスタマイズがしやすいです。また当社のようなパートナーに依頼して作る場合や、今後様々なアプリを追加していく上でも、無料(Shopify提供)テーマであれば動作しやすいケースが多いため、何かと便利です。
では、Shopifyテーマストアにアクセスしてみましょう。
デモ画面も確認できるので、「これだ」と思うものがあれば、もちろん有料テーマでもいいでしょう。

2026年6月時点で無料テーマが24点、有料テーマが1,126点あります。

Shopifyテーマの違い
大きく分けると以下の通りです。
- 使用できるセクション・ブロックの種類
- 標準で搭載している機能(検索バーやポップアップなど)
- 表示するレイアウト
デザインやレイアウトの違いもありますが、有料と無料の最大の違いは「機能」です。
例えば無料テーマには以下の機能が付いていません。
- トップに戻るボタン
- カウントダウンタイマー
- パンくずリスト
- 年齢確認
こうした機能が欲しい場合は以下の選択肢になります。
- 無料テーマをカスタマイズする
- Shopifyアプリで追加実装する
- 最初から付いている有料テーマを買う
テーマのカスタマイズ
それでは、テーマをインストールしたら表現したい内容を反映していきます。
Shopifyテーマには「セクション」と「ブロック」いうパーツがあります。反映したい要素(例えばスライドショー、商品一覧など)をセクションごとに分けて設定していきます。

このように、左側にセクションがあり、右側にはリアルタイムレビューが表示されます。リアルタイムレビューはスマホとPCが簡単にスイッチングできます。こうした細かい仕様も秀逸です。
セクション・ブロックの種類
どのテーマにどんなセクション・ブロックが用意されているかはテーマによって異なります。有料テーマでも公開しなければ無料でお試しできますので、まずはいくつかのテーマをインストールして、実際に触ってみるのがオススメです。
テーマ設定
ロゴ、カラー、フォントなど、ストア内で共通利用する設定は「テーマ設定」から一括管理できます。
例えばカラーは「カラースキーム」として複数のパターンを登録しておくことができます。予めブランドガイドラインなどで使用する色味が決まっていれば、これを設定しておくとストア内の随所に反映できるので、とても便利です。

埋め込みアプリ

初期設定(新規構築)時点では少ないかもしれませんが、ストア内で表示するアプリは「埋め込みアプリ」のオン・オフで制御できます。
例えば口コミ・レビューアプリを表示したい場合、アプリインストール後に埋め込みアプリをオンにすると表示されます。
逆に「表示したいのに出てこない」といった場合に、ここがオフになっているケースが良くあります。
コードを編集する
HTML、CSS、Liquidなどの専用言語を編集してカスタマイズする機能です。
専門的な要素で、設定を間違えるとストアの表示が崩れたり動かなくなる可能性もあります。セクション設定で十分問題ありませんので、応用編とお考え下さい。
2. 商品登録
販売する商品の登録作業をします。
商品の登録方法は手動、CSV一括登録、アプリを使った登録の3パターンあります。
今回は手動での登録を解説します。
Shopifyの商品登録画面はブログ投稿画面のようになっています。

基本的には必要な情報さえ揃っていれば該当する項目に当てはめていくだけなので、そこまで複雑なことはありません。
主な項目は以下の通りです。
- 商品タイトル
- 商品説明
- 商品画像
- カテゴリー
- 価格設定
- 在庫(数量・SKU・JANコード)
- 配送(重量)
- バリエーション(ある場合)
- ページタイトル・ディスクリプション
- 販売チャネル
- 分類(商品タイプ・販売元)
- コレクション
- タグ
- (応用)メタフィールド
それぞれのポイントも簡単に説明します。
商品タイトル
最も重要な商品タイトル。
商品名やブランド名はもちろん、特長を簡潔にキャッチコピーのように入れるのも良いでしょう。あまり長くなりすぎると分かりづらくなるのでバランス良く。もし予約注文をする場合は、その旨もタイトルに入れておくと分かりやすいでしょう。
商品説明
商品の特長、概要(仕様)、そしてストーリーなどもあればベスト。
ここはまさにブログのような感覚で見出しや太字、カラー変更、画像などを用いて作り込むのがオススメです。
レイアウトはインストールしたShopifyテーマによって異なります。特にPCでは、この商品説明が右側に来るレイアウトもあれば、下に来る場合もあります。スマホではレスポンシブになるので画像・タイトル・説明の順番になることが多いです。
また、AIの普及によって「AIで商品を探す」いわゆる「エージェンティック・コマース」時代が本格的に到来しています。AIが商品情報を探すのに、この説明文を読み込んでいるため、この情報が充実しているほどAIに見つけてもらえる可能性も上がります。
SEO対策にもなりますので、なるべくしっかりと情報を盛り込むのがオススメです。
商品画像
商品画像は正方形が推奨です。
サイズは最大4,472 x 4,472px、または20メガピクセルまでの任意のサイズにすることができます。2048 x 2048pxが最も見栄えの良いサイズになるそうですが、概ね1000~1500pxくらいあれば良いかと思います。
もちろん縦長や横長でも設定できます。特に昨今はスマートフォンからのアクセスが多いので、ストアによっては縦長で統一していることもあります。
いずれにしても統一するのが重要です。
価格設定
実際に販売する価格は「価格」に入れます。もし割引する場合は割引前の定価を「割引前価格」に入れるとセール表記になります。
「1アイテムあたりの費用」は仕入れ原価や送料などの原価を入れることで収益レポートに反映されます。
現在、日本国内では「税込み表記が必須」のため、「この商品に税を請求する」のチェックは必ず入れておきましょう。
在庫(数量・SKU・JANコード)

ECサイトで販売する在庫数を厳格に管理する場合は「在庫は追跡されています」をオンにすることで数量が入力できます。
外部倉庫と連携する場合も必ずオンにしましょう。
例えば無形商品や、メーカーで細かい在庫設定が不要な場合はオフで運用します。(オフにすると数量の入力は無くなります)
SKUやバーコードは無くても運営できますが、外部倉庫との連携時は商品判別のために必須となります。基本的にはあった方がいいでしょう。
「在庫切れの場合でも販売を続ける」にチェックを入れると、在庫が0になった後も受注が可能となります。設定に誤りがあるとトラブルにもつながりますので注意しましょう。
配送(重量)
無形商品を除き、実際に発送する商品は「配送が必要な商品」をオンにします。
重量は送料の計算時に使用します。未設定でも運営できますが、もし送料計算や配送方法の判別で重さが必要な場合は設定しましょう。
バリエーション
1つの商品にカラーバリエーションやサイズ展開がある場合はバリエーション登録すると同じ商品ページ内で横展開できるので便利です。
各バリエーションごとに画像を指定することもできるので、例えばブラックにはブラックの画像、レッドにはレッドの画像といった登録が可能です。バリエーション画像を設定しておくとユーザーがカラーを選択した際に画像が自動的に切り替わります。
ページタイトル・ディスクリプション
SEO対策として商品ページのタイトルとディスクリプションを個別に設定できます。URLも設定できるので商品名など分かりやすいURLにしておきましょう。デフォルトは商品タイトルと一緒になるので、日本語が入っていると日本語URLになります。
変換されて長くなってしまうと利便性にも欠けるので、しっかりと設定しておくのがオススメです。
販売チャネル
Shopify管理画面の「販売チャネル」で連携した販売先(Googleなど)のどこで販売するかを設定できます。
基本的に連携した販売チャネルには全てチェックを入れますが、特定の商品だけは外部に出したくない、といった場合は個別に設定もできます。
分類(商品タイプ・販売元)
商品のカテゴリーを設定します。ここで設定しておくと、コレクションやメニューなど様々なグルーピングがしやすくなります。
販売元は一般的にストア名になりますが、例えば仕入れ元など別の表示をしたい場合などは個別の設定をします。
コレクション
商品カテゴリー(グルーピング)のことです。後ほど解説します。
タグ
商品タイプは1つしか設定できないため、それ以外にグルーピングで使いたい内容を設定しておくと、コレクション設定時に便利です。
(応用)メタフィールド
メタフィールドとは、追加で設定できる情報のことです。
ストア独自の商品用データベースのイメージです。
例えば「原材料」といった情報から、ストア独自に設定したい項目も自由に追加・運用できます。
使用しなくても運営できますが、メタフィールドとメタオブジェクトも使いこなすことによって、様々な情報をストア内に表示できたり、AIが、より見つけやすくなります。
3. コレクション作成
商品を登録したら、それらのグルーピングとしてコレクション作成するとストア内で表示できます。
「Tシャツ」「バッグ」のようなカテゴリーのイメージです。
グルーピングする条件は手動と自動で設定できます。
手動は自分で商品をピックアップでき、自動は商品登録時に設定した商品タイプやタグなどの条件から一致するものを設定できます。
4. ページ作成

会社概要、ブランドストーリーなど商品以外のページを作成、更新できます。
商品管理同様、ブログエディタのような画面で設定できるので使いやすいと思います。もしページごとに、より細かく設定したい場合はテーマカスタマイズから「テンプレート」を作成して作ることもできます。
5. メニュー作成
ストアのヘッダー(メインメニュー)やフッターに表示するメニューを作成します。
ユーザーにとってストア内を回遊するための重要な導線になりますので、特に商品数やページ数が多いストアの場合は整理して分かりやすく設定しておくとよいでしょう。
6. 基本機能設定

ストアに関する様々な基本設定をします。ストアに表示されるものから、内部で使用するものまで様々あります。
設定によっては誤りがあると決済フォームでエラーとなり、注文ができない致命的なトラブルが起こるものもあります。特に重要な設定に「★」を付けました。ポイントごとに解説していきます。
★ 一般設定
会社情報などストアの概要的な設定です。ストアに表示されますので、誤りがないようにしましょう。
下部に「注文処理」という枠があります。一般的にはデフォルト(下記画像)のままで問題ありませんが、外部倉庫との連携や特殊な販売方法がある場合には個別設定しましょう。

プラン
現在選択中のShopifyプランが表示されます。支払い金額や支払サイクルなども確認できます。途中でプランを変更、キャンセル(解約)する場合などにも使用します。
請求情報
Shopifyプラン、有料Shopifyテーマ、有料Shopifyアプリなど支払い関係の情報が表示されます。
★ 決済
ストア内でお客様が支払いする時に利用できる決済システムの設定です。
ここが完了していないと注文ができないため、とても重要です。
この後の「決済設定」で詳しく解説します。
★ チェックアウト
Shopifyでは決済フォームのことを「チェックアウト」と呼びます。
お客様が入力する情報の設定や、いわゆる「かご落ちメール」と呼ばれる決済未完了の通知メールの設定などができます。
お客様情報はデフォルトのままでも運営できますが、宅配便を使用する場合は電話番号も必要なため「配送先電話番号」は「必須」にする必要があります。
お客様アカウント
いわゆる「マイページ」のことです。Shopifyでは2026年にセキュリティ強化やUI改善の一環でアップデートがありました。
基本的にはデフォルトのままで運用できます。
★ 発送(配送)と配達
送料、配送エリア、送料無料などの設定をします。
配送料を徴収する場合、必ず消費税込みの料金で設定します。
こちらも設定が正しく完了していないと決済エラーとなり、注文ができなくなりますので、必ず設定しましょう。
★ 税金と関税
日本国内での販売のみでも、必ず確認と設定が必要です。
デフォルトでは10%になっていますが、もし食品など軽減税率を適用する場合は、ここで設定します。
また、見落としがちな設定として下部の「グローバル設定」があります。
グローバルという表記ですが日本国内のみでも関係があり、「商品価格と配送料に売上税を含める」と「配送料に売上税を請求する」の2つともチェックを入れる必要があります。

特に後者の方はデフォルトでチェックが入っていません(2026年6月時点)。
チェックを入れないと配送料の消費税の計算が合わなくなるため、必ず入れましょう。
ロケーション
在庫を管理している倉庫および発送元となる情報を管理できます。
1カ所であれば特に問題ありませんが、複数の倉庫がある場合、ここで追加設定すると各商品で「どのロケーションで管理されているか」の設定が可能です。
アプリ
インストールしているアプリの一覧が表示されます。有料の場合は金額も表示されます。
主に運用面ですが、半年や1年に1回くらいは確認して、もし使っていないアプリがあれば削除するなどしましょう。
販売チャネル
Shopify管理画面の左メニューに表示される販売チャネルと同様です。
ドメイン
ストアの独自ドメイン設定ができます。後ほど解説します。
顧客(お客様)イベント
各種トラッキング(計測)に関する設定です。GoogleやFacebook・Instagramで広告配信する際に、その精度を向上させるものです。
GoogleなどはShopifyと連携しているので簡単に設定できます。
もしそれ以外の、例えばアフィリエイトサービス等を使用する場合、サービスごとに個別で計測コードなどが必要です。その設定に使用します。
専門的な内容にもなるので、不安な場合はサービス提供会社またはShopifyパートナーへ相談しましょう。
★ 通知
ストアおよびお客様に送信される各種メールの設定です。
中でも「注文完了メール」と「出荷完了メール」は必ずお客様に送信されます。
「差出人メールアドレス」を確認して、必ず有効なメールアドレスを設定しましょう。
メールの文面はデフォルトのままでも問題はありませんが、ストア独自の表現をしたり、メルマガ登録やLINE友達追加など導線設計にも役に立ちます。
詳しくは別の記事で解説しますが、一度は目を通しておきましょう。
メタフィールドとメタオブジェクト
商品登録の際にも触れましたが、ストア内で使用する様々なデータベースとなります。使用しなくても運営上の問題はありませんが、使いこなすことで、より便利になります。
この辺りの活用方法は別の記事でも解説しますが、実際の運用に当たってはShopifyパートナーに依頼するのがオススメです。
言語
越境ECなど多言語化したい場合は言語の追加ができます。
また日本国内のみでも、デフォルトでは英語になっているので日本語に変更すると使いやすくなります。
★ お客様のプライバシー
プライバシーポリシーなどの設定ができるので、リリースまでに必ず設定しておきましょう。
★ ポリシー
利用規約や特定商取引法に基づく表記など、法務関係の重要な設定です。
こちらもリリースまでに必ず設定しておきましょう。
7. ドメイン設定
独自ドメインを取得している場合、その設定をします。
独自ドメインはShopify管理画面の中で購入・設定もできますし、お名前.comなどの外部サービスで取得したものを接続もできます。
外部接続の方法は別の記事で詳しく解説しています。
概要は以下の通りです。(2026年6月時点)
TYPE A(Aレコード)
| ホスト名 | 空欄 |
|---|---|
| VALUE | 23.227.38.65 |
CNAME(CNAMEレコード)
| ホスト名 | www |
|---|---|
| TYPE | CNAME |
| TTL | 3600(デフォルトのままでOK) |
| VALUE | shops.myshopify.com. |
CNAME末尾のドットはサービスによって不要な場合もあります。今回ご説明するお名前.comはドットを入れるとエラーになるため、不要です。
8. 決済設定
先ほどの一般設定でも登場した決済に関する設定です。
これが完了していないとお客様が注文できませんので、超重要です。
Shopify管理画面からはShopifyペイメントの設定を始め、それ以外の決済方法を接続する設定も可能です。
Shopify Payments

VISA/MASTER/AMEXとApple Pay、Google Payが使えるようになります。運営会社の情報や売上の入金先口座登録などをすれば利用可能です。
運営開始後、しばらくすると審査が入り、登記簿など公的な書類の提出が求められます。
QR決済・コンビニ払い・銀行振込など
外部サービスと契約することで、決済方法の選択肢を広げることができます。
具体的にはPaidy、KOMOJU、SBペイメントなどです。
ストアにアクセスする顧客層によって、よく使われている決済方法も異なるでしょう。特にクレジットカードを持っていない層などはQR決済などがあると買いやすくなるでしょう。できれば幅広く対応しておくのがオススメです。
手動の決済方法
代金引換(代引き)や会社やお店の銀行口座に直接振り込んでもらう場合に使用します。
代引きは受け取り拒否などのトラブルから減少傾向にありますが、やはりストアがターゲットとする層によっては必要なケースもあるでしょう。
基本的に、この設定をするとShopify上では決済はされず、注文だけ受けて「支払い保留」の状態になります。
9. テスト注文
決済設定ができたら、いよいよテスト注文をしていきましょう。
実際に注文を受けた際の流れを確認できますので、特に運営担当者が複数いる場合や、倉庫との連携など、会社や部署がまたがる場合の確認にもなるため重要です。
Shopify Payments:Bogus Gateway
先ほどの決済設定から、Shopifyペイメントが用意しているテスト用の設定を使用します。

有効にしたら実際にストア内で商品をカート追加、決済フォーム(チェックアウト)に進み、消費税や送料の計算が合っているか、クーポンを使う場合は割引適用されているか、などを確認します。
そして決済時に下記を入力すると、テストができます。
特にカード番号の入力で1,2,3それぞれシュミレーション内容が異なります。
| カード番号 | 1:正常な取引(通常はこちら) 2:拒否された場合 3:障害発生時 |
|---|---|
| 名前 | Bogus Gateway |
| カード期限 | 未来の日付 |
| セキュリティコード | 自由に3ケタ |
1を使用すると正常な取引として処理され、注文管理に表示されます。
2と3はエラーが起きた場合の挙動が確認できます。
【重要】テストが終わったら、必ずBogus ゲートウェイを「無効」にするのを忘れずに設定しましょう。
10. トラッキング設定
いよいよリリース前の仕上げ段階です。
運営が始まると広告やSNS等で集客をします。その際に広告の精度や外部ツールでアクセス数などを計測する場合、その計測(トラッキング)設定をする必要があります。
Google(GA4・広告・YouTubeなど)、Meta(Facebook・Instagram)、TikTokなどShopifyと公式連携しているサービスは、「販売チャネル」から公式アプリをインストールすると、手順なども含めて案内してくれるのでスムーズに進められます。

それ以外のツールやサービスを使用する場合は個別設定になるので、ここでは割愛しますが、各ベンダー(提供会社)に問い合わせするとよいでしょう。
11. リリース
Shopifyテーマのプレビューから各ページを最終確認し、問題なければついに公開!
Shopifyプランの選択・支払い
Shopifyにおけるリリースは、Shopifyプランを有効にすることでパスワード解除ができるようになり、それがリリース扱いとなります。
一般設定の「プラン」から選択して、クレジットカードを登録すると初回の決済がされます。
オーナー権限移行
もし当社のようなShopifyパートナーに構築を依頼する場合、最初に管理画面の権限をパートナー側が持っています。そのため、リリース前に「オーナー権限移行」という作業が発生します。
運営者のメールアドレスでShopify管理画面に招待し、そのアドレスをオーナーにすることで、上記のShopifyプラン選択・支払いができるようになります。
それが完了すると、パスワード解除が可能になり、公開可能となります。
拡張・分析・改善こそShopifyの真髄
いざストアを公開したら晴れて販売も開始できます。
これからは販売状況やアクセス解析を通じてサイトの分析と改善を行ない、売上を上げ、事業を伸ばしていくフェーズに入っていきます。
Shopifyの強みは拡張性です。どんどん実行したい施策に対してShopifyアプリを試したり、標準機能を使って集客や売り上げを伸ばしていくことができます。
分かりづらい部分もあったかもしれませんが、最後まで読んでいただきありがとうございました。この記事をきっかけに、日本で1件でも多くのShopifyストアが立ち上ればいいなと考えています。
そしてもし機会があれば、立ち上げたストアについての情報交換できる機会があれば光栄です。